4.絵馬奉納についてEma
昔は、願いごとや祈願成就の御礼として本物の生きた馬を神様へ奉納していましたが、 馬は大変高価なものでもありましたし、奉納された神社も馬の世話や管理は大変負担がかかるので、 いつしか絵に描いた馬を奉納するようになりました。 それが今、皆様が手にするおなじみの絵馬という形で奉納するようになったのです。
絵馬に願いごとを書いて奉納するということは、その願いを神様にお願いするということと同時に、その願いが叶うか叶わないかは、神様の御心に委ねますということでもあります。
そのことに関しては過度な執着となるような心は抱かず、そしてまた、たとえ願いが叶わなかったとしても、結果を受け入れられる静かな心持を備えられるように日々心掛けて生活しましょう。
そして、願いが叶ったならば、必ず再度訪れて、そのことの御報告と感謝を捧げる、御礼参りを忘れないようにしましょう。
その願い事が叶うことにより、誰かが悲しんだり不幸になるようなものは御神意にそぐわないかもしれませんので、避けるようにしましょう。
そして、ひとつの絵馬には、ひとつの願い事を書くようにしましょう。