1. 本殿Honden
主祭神であられる大国主之命(オオクニヌシノミコト)の鎮まるところであり、日本最古の神社建築 様式である大社造りにより造られています。
一般的には「いずもたいしゃ」と呼び習わされていますが、正式名称は「いずもおおやしろ」が 正しい読み方となります。古くは「杵築大社(きづきのおおやしろ)」と呼ばれ、また単に「大社」 と言えば出雲大社のことを意味しました。
古より幾度と無く造営修繕を繰り返し現在に至ります。現在の本殿は1744年に造営 されたもので、高さ8丈(24m)あります。しかし、古代にはその倍の16丈(48m)あった とも、32丈(96m)あったとも云われています。
本殿西側にはこのような参拝場所が設けられてあります。
また、その御神座は実は正面(南向き)ではなく側面(西向き:稲佐の浜の方角)に向いています。
それゆえ、正面の拝殿や八足門から参拝されたあと、この西側(御神座に向かい正面となる) からも参拝されるとよいとも言われています。