5. 神楽殿Kaguraden
神楽殿(かぐらでん)は、主に「御神楽(みかぐら)」を奉納するためのものであり、「祈祷」
なども行われています。また、婚礼の儀(神前式結婚式)などもここで行われます。
また、本殿と同様、朝と夕方にお祀りが行われています。ここはかつては千家国造家の風調館として使われていたものでしたが、明治期に神楽殿として整えられました。
< 神楽殿での主な祭儀 >
・ 神在祭夜神楽祈祷(神在祭)
・ 神迎祭(神在祭)
・ 龍蛇神講大祭
・ 福神祭
・ 出雲大社教祭
(※ その他アーティストなどによるコンサートも催されています。)
拝殿のものよりもさらに巨大な注連縄(しめなわ)が有名です。(いつの頃からか、硬貨を 注連縄の下から投げ入れて刺さるかどうかで願いごとの成就を占うということが長らく 行われてきましたが、大社としてそのようなことを奨励することは ないようですのでご注意下さい。)注連縄はそういう目的のものでは無く、鳥居と同じく、 神域と現世を隔てる結界の役割を持つものです。